マザーバインズ高山村醸造所
高台から望む景色、囲まれた自然の魅力を最大限生かすワイナリーの新築計画。
ワインを製造する醸造部門と、事務作業やイベント等を行う交流部門とを明快に分けて構成しました。
北信五岳を望むことができる交流部門は一つの舞台のように人を引き込み、ゆっくりと滞在できるように。機能性が求められる醸造部門は余分な空間ができないよう、小屋裏部分も余すことなく利用しました。
また、醸造部門と交流部門とで建物のボリュームを分節させることで圧迫感を軽減し周辺環境に溶け込むワイナリーを目指しました。
用途:ワイン醸造及び研修施設
概要:木造1階建
場所:下高井郡高山村
完成:2018年3月
設計:スタジオアウラ+トベアーキテクト
施工:松本木材株式会社
写真:新澤 一平