SDレビュー2018「やぎのいる庭」
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長野市善光寺門前界隈に位置する住宅と空地の改修計画。

施主は、この界隈の空き家活用の流れから「空き地」に着目、まち中にある畑「まち畑」を創るプロジェクトを推進しています。計画当初は、夫婦・ヤギ・猫で暮らしており、ハナレを学生2人に貸し出す予定でしたが、畑とヤギを介して、すでに老若男女問わず地域の方たちと良好な関係を築いていました。

自ら楽しむことで町の人々が集まる場所を目指す施主の生活を、更に楽に楽しいものにする設計を試みました。

裏山から採取できる竹を活用した「竹ユニット」の提案は、母屋・ハナレ・ヤギ小屋・畑を連続させ、「循環」を生み出す装置となります。さらに、用途に応じて竹を2分割、4分割することで、ヤギ小屋の柵、雨水利用のための樋、畑の支柱などの多様な役割を担わせることができ、建築、家具、畑とスケールを横断的に連続させることで、その循環を円滑にすることを目指しました。

主要構造部には、直感的に理解しやすいボルト締めを採用し、その他の部分では、紐を補完的に使用しました。適度な制約と自由度を持たせることで、素人でも施工可能となり、更新が容易な開かれた工法となり、その工法が畑を耕すように建築を作ることを可能にします。

持続可能でより楽しくなる施主の生活を実現することで、敷地・近隣・ほかの畑・裏山・人の交流への循環の輪の広がりを想像し、設計しました。

プロジェクトチーム:香川翔勲+佐倉弘祐+髙木秀太+藤井章弘+筒井伸
設計協力:浅井 廉、伊藤一生、東 礼華(以上、信州大学佐倉研究室)
展示制作協力:斉藤知真(信州大学寺内研究室)、正治佑貴、三好健太、山越伊織(以上、信州大学)
施工協力:尾藤彗一
プログラミング協力:南 佑樹(東京大学)、布井翔一郎、飛田剛太(以上、東京理科大学)

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